2023/12/28 21:35
昨日、寒空の下を歩いて大阪まで。朝イチでCoccoの「大丈夫であるように」を観てきました。
朝の10時からの一本だけだったので、休日だけど早起きして。頑張りました。
映画は2007年のきらきらツアーを是枝監督が同行したドキュメントで、
Coccoがこれまで抱えてきたもの、そしてこれからも抱えていくであろうものを
少しだけ知る(見る)ことができた気がしました。
人の苦しみって、実は人が作り出すものや人とのつながりから生まれることが多くて、
みんなその渦みたいなものの中で浮いたり沈んだりしながら生きているような。
でも苦しいことだけじゃなくて、楽しいことや嬉しいことも同じ場所からたくさん生まれるから
生きていることに希望みたいな夢みたいな、キラキラしたものを見つけながら生きていけるんだろうな。
ポツリポツリと話す言葉には「真実」と「現実」があって、
その中には大切なものがたくさん含まれていて、なんだか泣けてきてしかたなかった。
いろんなことがあるけれど生きていかなくちゃいけなくて、
それをただ愚痴に変えてみたり、人まかせにしたり、頼ったり、忘れようとしたりするけれど、
Coccoの言うように「大丈夫」ってことはきっと自分で決められることなんだと思う。
友達に「マナミンがよく言う『大丈夫』」と言われるくらい私はこれが口癖だけど
きっといろんな希望を託して言っているように思う。
大切な友達に対しても。自分に対しても。
「大丈夫であるように」は大阪では16日まで。
他の地域でもまだ上映(追加上映なども)されていると思います。
何かを感じられる映画だと思うのでぜひぜひ。