2023/12/29 11:24

最近は心身ともに忙しかったり疲れていたりで
本を読むことがなくなった。
まだ読めてない本もあるのだけれど、
眠る前に読みかけたらすぐに寝てしまう。

20代に読んだ高野悦子の「二十歳の原点」を
もう一度最初から読みかけいるのもそのまんま。
以前lifeによく出てきた銀色さんのつれづれノートは
巻数が増えるごとに初期のファンは「う~ん・・・」という感じみたいだけど
私はそれなりに楽しみつつ最近また読み始めた。
今出ているのはどうやら20(巻)のようなんだけど
私が読んでいるのはいつかのlifeにも書いた16。
(17も間違って先に半分だけ読んでる)
こないだ読んでたら「そうそう」なんて思う文章があった。

「彼女は、自分の思っていることを、丁寧に誠実に語る人。
遠慮深くて思いやりがある。
誠実に語るということは、人あたりのいいことばかりを言うのではなく、
自分の中のネガティブな感情も正直に語るということで、
それは本当に難しいことだ。
ネガティブなことを語るときの遠慮がちな、
相手に敬意をせいいっぱい示しながら言葉を選ぶ、
彼女のひそやかな聡明さが私は好きだ。
誠実であるということは、どんなに心を砕かなくてはいけないことか。
正直であるためには、非難したくはないけど、
きちんと言わなきゃいけない言いにくいこともあり、
それには非常に微妙な思いやりが必要で、それができる人だと思い、
私は尊敬している。」 (銀色夏生 つれづれノート16)

そうそう。と思いながら読んだ。

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ところで、一昨日は久しぶりの友達がお店に来てくれて
その後、例の(?)タンタン麺を食べに行った。
そして、なんと昨日も別の友達と3人で同じ店に行ってきた。
どんだけ好きやねん。
昨日は塩ラーメン。そして友達のタンタンと醤油を一口ずつ。
スタバに移動して珈琲を飲みつついろんな話をする。
それぞれが自分の本音で話すのって勇気がいることだけど
いいなーと思う。
もちろん相手との距離や信頼感あってのことだけど。
時に相手の思惑と違って伝わりにくかったり
傷つけてしまうこともあるかもしれないけど、
思いやりと誠意を持って
それらとともに大切な人に自分の思いを伝えられたらなーと思う。
それはきっと「この人なら大丈夫・・・」ってことを
いろんな意味で確信できる何かが普段からあっての気持ちなのかな~
とも思うのだけど。

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さらりと自然体でどこまでもつながっていけるような、
そんな縁を大切にしていきたい。
思い出さなくたっていいから、忘れないでいてほしいなー。
私の中にはずっとその思いがあるような気がする。