2023/12/29 12:31
高校生の頃によしもとばなな(その頃は吉本ばなな)の本が流行って、
授業中にこっそり「TUGUMI」を読んだあの日が懐かしい。
そんなわけで、私はよしもとばななが好きだった。
今、本棚に並んでいるBanana's booksを順番に読んでいる。
並んでいるだけでなぜかやっぱり内容は覚えていない・・・
「ハゴロモ」「N・P」今は「アムリタ」の上巻が終わるところ。
すごく好きだったのは「哀しい予感」なので
アムリタが終わったら次はこれを読もうかな。
これはさすがに何となく覚えている。ゆきのおばさんが好きだったな-。
さて、話は変わりまして。
少し前の話になるのだけれど、
栄町にあるモロッコ雑貨店・zellijさんで催されている
「モロッコのイスラム帽ポーチ展」に行ってきた。
編み込まれた模様がとっても美しくて可愛いイスラム帽子を
店主さんが素敵なポーチに変身させています☆
カラフルな本体にはこれまた色の可愛いチャックとタッセルが♪
たくさんの種類を見たかったので、
私はわりと早めにうかがって、悩みに悩んでこちらを選んできましたー☆
火のついたロウソクが並んでいるように見えませんか・・・?
(でも帽子としてかぶると模様は逆向きになるんだから、
間違いなくロウソクではありません・・・)
黒と紺の真ん中くらいの色をした本体とマスタードカラーのチャック。
他にも候補はあったけれど、最初に惹かれたこの子に決めました☆
早速愛用しております♪可愛いなーー。明るい赤も可愛いなーー。
このあいだ遊びに行ったら、全体に量が減っていたようなので
カラフルな世界を堪能するなら今のうち☆
↓ これはまだたくさん並んでる頃!
12月1日まで開催中です。皆さまぜひぜひ。
ところで、話を再び昔話に戻しましょう。
思い出したことがあったので・・・。
私が中学生の時に紡木たくの漫画がこれまた流行っていた。
私はその頃はあんまり熱心に漫画を読んだ記憶がないのだけど、
友達から借りた「ホットロード」がとてもよかったので、
後から自分でも全4巻そろえて、今も大切にしている。
漫画ながら、どんどん美しくなる和希ちゃん。
どんどん美しくなれない平凡な女子学生は憧れたりしたものだ。
それが映画になるのだそうですね。
和希ちゃんはあまちゃんが。
そして春山は・・・この方を存じ上げなかったのでウィキってしまった。
わ、人気者の方なんですね・・・でも、イメージがわかない・・・
そして、紡木漫画でホットロードよりも好きだったのが「瞬きもせず」だった。
これも全巻揃えて、大人になってプーの時代に(笑)
あまりにヒマで読み直したら泣けて泣けてしかたなかった(笑)。
高校生当時は描かれている学校が自分の通っていた高校に似ていた(気がした)
ので、異常に感情移入してしまい、もはや主役は私、相手の男の子は
当時好きだった片思いの相手。みたいな設定で読んでいた(←乙女)。
で、すごく覚えているのが、大人になってから読み直してみたら
主役の女の子よりその母親の気持ちがぐっとわかるようになっていたこと。
母親になったわけでもないのにね。時の流れってすごいなーと思う。
紡木たくの漫画って主人公の心の中のセリフみたいなのがよく書かれていて、
学生だった私はその言葉にいちいち励まされていた。
自分のことだから、自分でしっかり決める。
みたいなことを読んで、ふわふわした18の私は社会人になったのだ。
(その後、結局そんなにしっかり決められることなんてなく、
のんきに雑貨屋をやっている・・・どうなんだろう・・・
まぁ、いいか。とりあえず自分で決めたのだ。)
漫画ってすごい。漫画のパワーって。
また久々に読んでみよう、紡木漫画。